アイヌ文化関心層のマーケティング戦略に向けた ナレッジ集発行

国土交通省北海道開発局では、令和2年7月にアイヌ文化の復興・創造等の拠点として北海道白老町に開業した「ウポポイ(民族共生象徴空間)」への誘客に取り組んでいますが、北海道観光において”アイヌ文化体験”に”興味・関心がある”と回答したインバウンドが相応の割合でいるとの調査結果もあり、ウポポイや道内各地のアイヌ文化伝承地域への誘客にとっても、インバウンドは潜在的な市場であると捉えています。
一方、北海道観光においては、お客様の多くが道央圏や、スノーリゾート等に集中している地域偏在・季節偏在の傾向も見られます。ウポポイがアイヌ文化における中核的な役割を担っていくためにも、道内の人気観光地やアイヌ文化伝承地域との連携によって周遊を促し、ひいてはウポポイに足を運んでいただけるように、来場者目線に立った商品造成やプロモーションが非常に重要です。
そこで今般、アイヌ文化を北海道観光の魅力的な資源としてインバウンドに訴求していく上でのヒントとなるべく、ナレッジ集を作成しました。道内のアイヌ文化関連施設に来訪したインバウンドを対象に、アンケート調査等を行い、属性・旅行行動・価値観等の特徴を整理することで、マーケティング戦略(STP)の基礎資料となるよう取りまとめています。

北海道開発局開発監理部アイヌ施策推進課